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【特集】Alchemic Flowerのできるまで:作曲・アレンジ編

date: 2010/10/21 20:00

先日リリースしたqua-quaのミニアルバム「Alchemic Flower」についての制作ノートを、実はこっそり書き溜めていました。何回かの細切れに分けて、ブログのほうでもご紹介していきたいと思います。まだ音源を聴いていらっしゃらない方はぜひいちど曲を聴いた上でお読みいただけるとさらに楽しんでいただけるかと思います。

【作曲・アレンジ編】 「食べ合わせ」を考えるのが大変なのです

qua-quaの音楽はアコースティックとエレクトロニクスがうまく溶け合ったような音にしたい、と考えて実際の制作に取り掛かり始めたのですが、そこにはいくつかの困難が待ち受けていました。

「アコースティックとエレクトロニクスの融合」と書くと聞こえはいいのですが、例えばロックとかジャズみたいなすでに方法論が確立されたジャンルではないので、そう一筋縄ではいかないことがいろいろと起こります。

特に、アコギのボディの鳴るようなリアルな質感の音と、コンピュータ内で合成されたシンセサイザーの音というのは、例えて言うなら新しい食べ物同士の食べ合わせみたいなもので、ハマればうまくハマっておいしくなるのですがハマらないとどこまでも合わないという、けっこうじゃじゃ馬な組み合わせなのです。

ということで、今回の制作にあたって、大半の曲はまず「歌」「アコギ」「ピアノ」を基調にして、そこに何かを重ねていく、という方法論を取りました。

つまり、まずは弾き語りでも歌うことができる状態で曲を作ってから、その上にシンセやリズムなどの飛び道具をトッピングしていくという方法です。先に飛び道具を配置してしまうとどうしても飛び道具がメインになってしまい、いちばん聞かせたいものが霞んでしまいます。ちなみに「失楽」だけは順序を変え、飛び道具メインで曲を作りましたがこの話はまた別の機会にでも。

こうした異質な音源同士の組み合わせを試す場合、その時々でどちらが「主」でどちらが「従」なのかを意識しながら作っていくと、メリハリのある曲が作れるんじゃないかな、と思います。せっかく組み合わせるからには、願わくばお互いが引き立てあって良い相乗効果を生み出してほしいわけですし。そのあたり上手くいっているのかどうかは実際に曲をお聞きになって確かめていただければと思います(^o^)。

(不定期に、もう少し続きます)

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