「小谷元彦展~幽体の知覚」を観てきました

東京に行くと美術館や博物館の類によく足を運ぶのですが、先日冬コミの前日がまる一日空いていて、年末でも開いている美術館を探してみよう・・・という時点ですでにほぼ選択肢は一つしかなかったのですが、森美術館で「小谷元彦展~幽体の知覚」を見てきました。

芸術の森で以前開催していた高橋コレクション展(現代アートを収集している高橋さんという精神科医のコレクション)で何点か作品を見ていて、なんとなく覚えていたのですが、改めて見て強く感じたのは、暴力性とか毒みたいなものを研ぎ澄ませていった結果こういう表現になっているのかな、というものでした。破壊とか混沌的なテーマって、ものづくりをやっていると誰しも一度は憧れて取り組んだりするものです。一歩間違えれば青臭い表現になりかねないところを、きちんと芸術表現の領域まで突き詰めて、ぶれないものとして確立しているところに表現としての強さを感じました。

一番最後に展示されていた作品で、作者自らの血液を溶かしたシャボン玉が割れていく様子を撮影したビデオ作品があって、最初見ていて正直言うととても不快だったのですが、見ているうちに逆に清々しさすら感じ始めてしまいました。ある意味毒が薬になってしまった瞬間です。

ここまでじゃなくても、スイカに塩を振りかけて甘さを増すように、自分の曲にもちょっとした「毒」みたいなものが盛り込めたないいな、などと思いながら帰ってきました。彫刻のレベルもすごく高かったですし、すごく面白かったです。これから各地を巡回するようですが、あらためて札幌に来ないかなー。


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投稿者:

よしだ

よしだ

Webプロデューサー、レッスン&セミナー講師、マーケティングコンサルタント。ときどきカメラマンとしても活動。

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