Twitterの投稿から振り返る、3年前に地震のあった日とその次の日のこと

今日は3/11。東日本大震災から3年経ちました。地震と津波で亡くなられた方のご冥福と、被災された地域の一日も早い復興をあらためてお祈り申し上げます。

さて今日の記事では、自分の中で地震のことを忘れないようにという思いをこめて、当時のTwitterの投稿を引用しながら、地震のあった日と、その翌日のことをあらためて思い起こし、記録として書きたいと思います。なお、ぼくは札幌に住んでいて直接の被災者でありませんが実家は東北にあり、家族や友人が多く被災しています。

2011年3月11日

当時、まだフリーランス…というか、クライアントの会社がなくなってしまいほぼ無職だったぼくは、この日自宅にいました。PCに向かって書き物をしていたときに地震が来ました。札幌は震度4ぐらいの揺れで、スピーカーが倒れないように押さえていたのを覚えています。

地震がおさまり、テレビを見たらえらいことになっていました。東北が大変だということはすぐにわかりましたが、実家は東北の山形にあります。すぐに両親にメールを送り、運よく20分後ぐらいに返信をもらうことはできたのでとりあえず無事であることだけは確認できました。

その後はもちろん電話も携帯メールもつながりません。あとは、テレビから流れてくる情報と時々くる余震に戦慄しながら、Twitterにかじりついていました。山形や宮城の友人たちに情報を送るためです。

携帯メールなどはつながらない状態でしたが、Twitterで何人かの友人とは連絡を取ることができて、少しだけ安心しました。ただ、なんだか不安すぎて寝室で眠ることができず、この日はご飯もほとんど食べずに夫婦そろって居間で寝ました。

2011年3月12日

次の日も、ご飯を食べる気力がないままテレビを見たりTwitterから流れてくるさまざまな情報を眺めてました。しかしずっと見ていたからと言って新しい情報がどんどん入ってくるわけでもありません。そのうち、気持ち的に耐えきれなくなってしまいました。

そもそも、今いまの自分に何ができるわけでもありません。普通にしているしかないのです(それがいちばんつらかったですが…)。

そして実はこの日、くおくおライブでピアノを弾いてくれているマツウラが演奏会でピアノを弾く日だったのです。元々とても楽しみにしていたのですが、演奏会は予定通り行われるということで、彼女の晴れ舞台を見届けるため、意を決して会場に向かうことにしました。

会場に移動していた午後5時頃、携帯に着信。やっと父と電話で連絡を取ることができました。

山形は停電しているものの、幸い車のガソリンが満タンで灯油も十分にあったので暖も情報も取れているとのこと。とりあえず無事でよかったです。ラジオだけでは情報があまり多く入らないというので、仙台を中心としたよその土地の様子など、こちらで知っていることを電話で伝えました。

そんなわけで演奏会開始。この日の演目の一つがドボルザークの「新世界より」だったのがいろいろと象徴的だったなと思います。爆発したばかりの原発の影響も分かりませんし、もしかしたら被害の状況によっては山形に帰らなきゃいけないんじゃないだろうか…とか、すごいいろんなことが頭をグルグルしましたが、演奏はとてもステキでした。音楽を聴いてる時はつらいことも忘れられます。マツウラもこの演奏会に向けてとてもがんばっていたのを見ていましたし、ほんとによかったなと思いました。

終演後、マツウラや当時の後輩に挨拶。久しぶりに顔を合わせる後輩もいてつかの間の楽しいひと時を過ごした後、帰りの車の中、たまたまFMラジオを聞いていました。被災地では子供たちが怖がっているから、みんなに楽しい音楽を!…というリクエストが多く寄せられていて、アンパンマンとかトトロとか、そんな音楽がたくさんかかっていました。これにも強く励まされました。演奏会といいラジオといい、音楽の力ってすごいなと思わせるこの数時間でした。

少し元気になって帰宅したところ、テレビで、枝野官房長官の例の「放射能でただちに健康被害は出ない」という会見を聞いた瞬間ほっとしたのか急にお腹が空いてコンビニ弁当をパクパク食べだしたように記憶しています。

2014年3月11日

あれから今日でちょうど3年が経ちました。書いていて、いろいろと当時の心情を思い出しましたが、ぼくは被災者ではないので、実際に被災された皆さんの心情は察するに余りあります。ただせめてこうしてあの日のことを思い出すことで、自分の中で風化させないようにしたいなと思い今日のエントリを書きました。

その後、音楽をやっている有志で集まってチャリティライブなども行い何度か募金を行ったりしましたが、ぼく自身東北出身の人間として、これを機にまたそうした活動もあらためて少しずつ、細く長くやっていこうかなと思っています。だって東北LOVEだから。


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投稿者:

よしだ

よしだ

Webプロデューサー、レッスン&セミナー講師、マーケティングコンサルタント。ときどきカメラマンとしても活動。

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