1994年、打ち込み用シンセとしてRoland JV-1000を買った時の記憶を振り返って懐かしむ

気が向いたので、昔の打ち込み環境のことを年単位で振り返っていく記事を書いています。今回は2回目、1994年のことです。

それまで友人からシンセを都度借りて打ち込みをしていたぼくですが、いい加減自分専用の機材を買わねば!と、バイトしてRoland JV-1000を買いました。25万ぐらいしたはず。ここが記念すべき機材地獄の、まさに始まりの地です。

ちなみに買ったのは確かゲスコンビナートです。でも男の120回払いはやりませんでした。普通に払った。

ちょっと脱線しますが、1994年ってたしかYAMAHAの物理モデリングシンセ、VL-1とVP-1が発売された年だと記憶しているのですが、ゲスコンビナートで当時270万したVP-1を男の120回払いで買った人が広告の写真に出ていたのが記憶に残っているのですが、その人はまだVP-1使ってるのかな…。

あと、当時のバカ高シンセというとWaldorfのThe Waveとか。あれも120万ぐらいでしたっけ。The Waveは今のLogic Proの音色プリセットのアイコンで酷似したやつが表示されたりして、ほんのりなごみました。
 

なんでJV-1000にしたかというと、単純に発音数の問題

閑話休題。

当時はシンセと言えばE-muやEnsoniqが幅を利かせていた時代で、ぼくもEnsoniq TS-12あたりも選択肢にあったのですが(超あこがれた)、なんでJV-1000にしたかというと、発音数の問題です。

まだまだ同時発音数がシビアだった時代です。JV-1000は28音ポリでしたが音色によってはエレメントを4つ使ってしまうなどあり実際は十数音発音するのが精一杯。特にパッド系がきつかったなぁ。

発音数が足りないのは目に見えていたのですが、JV-1000にはその解決策がありました。オプションでGS音源ボード(SC-55Mk2相当…だったかな)を差せたのです。こちらの発音は完全に独立しており、こちらはこちらで28音確保できました。結果、合計56音ポリとなります。これは魅力。

実際に使ってみると、これでもあっと言う間に発音数の限界になったりはしたのですが、曲作りを始めた自分にとってはまぁまぁそれなりにいっぱい発音できました。このシステムで音楽理論の講座で出される宿題を毎週黙々とこなしつつ自分の曲をちょろちょろと作り始めていました。

と、ここまで書いて音源を探してみたのですが、この頃の音源が残っていない…。まぁほとんどが宿題レベルなので推して知るべしです。

単体シーケンサの、文字通りの「打ち込み」スタイルって燃えます

JV-1000といえば、シーケンサー部がMC-50Mk2まんまで付いているのが特徴のシンセでした。もともとMC-50Mk2はちょっとだけ使ったことがあるので、買ってすぐ打ち込みをはじめました。このころのシーケンサーは文字通りの「打ち込み」スタイルでした。まだ手弾きは苦手でほとんどやっていなかった時期です。

今同じシステムで打ち込みやれって言われたら倒れてしまいそうですが、この打ち込みスタイルじゃなきゃ出来ないこともけっこうあった気がします。あと、一生懸命テンキーを叩いて入力して、再生してみて思った通りの音列になった時の嬉しさって今になっても時々思い出すことがあります。原点です。

この翌年にはMacで普通にシーケンスソフトでの打ち込みをはじめることになるのですが、その話はまた次回!


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