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管理職をやっていたぼくが、「もうダメだ」ってなるまでにたどったプロセスを振り返る

よせばいいのに、こうなってしまった原因をいろいろ考えてしまったりしています。

昨日も書きましたが、職場では管理の仕事をずっとしていました。特に重要なのが、プロジェクトの進捗についての管理です。

管理の仕事を振り返ってみた

十数人のチームで、去年の6月ぐらいからず〜っと同じプロジェクトの担当をしていました。1年半近くになります。

初めて1年ぐらいはチームメンバーが大きく変わることがなかったので、最初の頃こそ苦労しましたが次第に仕事は安定していきました。半年を過ぎた頃からはもうすっかり安定運用です。ときどき人が抜けたり新人さんが入ったりはありましたが頻繁ではなく、十分に対応することが出来ました。

しかしあるとき、このシステムが大きく変わることになりました。会社の業務が拡張したことでベテランメンバーの多くは他の案件のために抜けていき、うちのチームは日雇い形式の変動シフト制による新人さんメインのチームになりました。しかも、メンバーは日によって出たり入ったり、次々と新しい人がやってくるスタイルです。

業務内容は勤務初日の人がすんなりとこなせるほどシンプルなものではありません。新人さんが来ればレクチャーに大きな手間がかかります。それは分かっていたことなので、業務導入マニュアルや資料を作ったり、業務を難易度ごとに切り分けたりとさまざま試みました。しかし、なかなかうまいこと浸透していかない。出来る人と出来ない人の差がなかなか埋まりません。

さらには、メンバーの勤怠が毎日安定しません。15人中毎日4〜5人お休みとか、もうザラです。毎日ザワザワと張りつめた気持ちで朝を迎える日々が続きます。このぐらいから、だいぶメンタルに負担がありました。

こんな状況では仕事が当然遅れ始めます。もとより進捗については厳しい社風です。仕事が遅れることが一番つらい。なんとか進捗を維持するため、作業をしているメンバーにハッパをかけたり、わずかに残っている古参メンバーに相当な無理を強いる日が続きました。結果、今度は仕事の品質が落ち始めました。まずい。完全にどうしたらいいか分からない。

「ぼくの担当しているプロジェクトが群を抜いてつらすぎる」という声が多く上がっていることを耳にしたのはそれからしばらくしてでした。アルバイトの子も、ぼくのプロジェクトに入ると分かった瞬間休んでしまう子が多いと。一瞬ショックでしたが、そんなの当然だ。だってかなり無理を強いてるもん。変な話、指摘されたことでどこか肩の荷が下りた感覚すらありました。

そのことを忠告してくれたことはとてもありがたかったですが、その後みんなに何も言えなくなってしまいました。できるだけ明るく、みんなが楽しく仕事できる職場を目指していたはずなのに…。その日一日ほぼ放心状態でしたが、そのことでまたプロジェクトが容赦なく遅れていきます。

もう、何が正しいのか分からなくなってきました。ある朝起きたら突然強いめまいと吐き気に襲われてしまい、後は現在に至ります(おかげさまで体調は大分良くなりましたが)。

そして、その後プロジェクトはなんとか持ち直しました。変動制ながらもチームメンバーがある程度固定され、その中から実力をつけた人たちが今はプロジェクトの中心でがんばっています。ぼくは全く何もしていません。その様子を見て、「あ、もうがんばらなくていいんだな」って思いました。

今になって思うこと

例えばもっとがんばって資料をさらに分かりやすくしたり、仕事内容をもっと分解したり、まだまだ努力できる余地もあったのだろうと思います。あるいは、プロジェクトやチーム、自分自身のピンチを大きな声で訴えれば良かったのかもしれません。

でもすみません、完全にいっぱいいっぱいでした。上のような状況を離れて多少落ち着いた今だからこそこうして問題点も書き出せたのですが、渦中にいた当時は(情けない話ですが)こんなこと考える余裕なんてありませんでした。ちゃんと問題点を洗い出すミーティングは何回かあったにも関わらず、です。そして今は優秀な後輩達がプロジェクトをちゃんと回してくれてます。

そしてきっと、ぼくのやっていた仕事に限らず、似たような思いをされている人はきっといるんじゃないかと思います。きっと大人数のアルバイトに頼るような職種だったら程度の差こそあれ、どこも似たようなものなのかもな、なんて想像もしたりしています。


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投稿者:

よしだ

よしだ

Webプロデューサー、レッスン&セミナー講師、マーケティングコンサルタント。ときどきカメラマンとしても活動。

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